最近になってUnityがロードマップを公開していることを知りました。
せっかくなので次のUnity 5.2の内容を確認しておきます。
Unity 5.2で追加予定の機能
全容はリンク先をみてもらうとして、自分に関係ありそうな機能だけ。
- Playables API (experimental)
- Pref: UI Batching
- Platform: Windows 10 Universal Apps Support
- Services: Ads Integration
- UI: Dropdown Control, 2D Clipping etc.
Playables API (experimental)
実験的な導入のようですが、 実行時にアニメーションのブレンドやら時間やらの状態を制御できたりするようです。 いままでできなかったアニメーションの細かい制御がスクリプトから可能になるっぽい。
APIの目的としては木構造を利用したデータソースの構造化と評価(合成とか)のようで、 将来的にはアニメーション以外のものにも適用していくようですが詳細は不明。
Pref: UI Batching
uGUIのバッチング方法の見直しでしょうか。
現在の実装だとなぜかバッチングされない構造があったのでその辺が直ることに期待。
Platform: Windows 10 Universal Apps Support
Windowsのアプリはやたら種類が多くてどれのことを指しているのかよくわからないのですが、 UWP(Universal Windows Platform)をサポートするってことでいいのかな? まあ、なんにせよWindows 10のストア用に出力できるようになりそうです。
Services: Ads Integration
詳細が書いていないので何が変わるのかはよくわからないのですが、 デフォルトで使えるようになるとか、 Unity Editor上で管理ができるようになるとかでしょうか。
昨日の記事に書いた音声ミュートの問題が解決してるといいな、という淡い期待。
UI: Dropdown Control, 2D Clipping etc.
uGUIに関するさまざまな改善。
ドロップダウンコントロールってまだなかったんですね・・・
あまり複雑な設定項目をつくらないから気づかなかった。
ステンシルバッファを使わない矩形のクリッピングは使い勝手がよさそうですね。 いままでは重いという噂のMaskコンポーネントを使わざるを得なかったので。
"CanvasRenderer API improvements"はなんだろ?
おわりに
高度なグラフィックにあまり興味のない自分としては、 あまり革新的な機能はない印象ですが、 細々と使い勝手がよくなっている模様。
それよりも気になったのはResearch欄の".NET Profile Upgrade"だったり。 まだ当分はアップグレードされないってことかな・・・
無理やり記事にしてみたけどやっぱり内容スカスカだなぁ・・・